1952-04-17 第13回国会 衆議院 経済安定委員会 第17号
国土開発の観点から参りますと——午前中は私は安本当局に対しまして御質問申し上げたのですが、ひとり山嶽地帶とか国土だけにとどまらない、港湾つまり日本の沿岸を囲繞しておりますところの海を対象とする資源の開発もきわめて重大なのであります。この国土開発の一環としての港湾の長期整備計画というものが、一体運輸省にあるかどうか、あるとすればその構想をひとつ承りたいと思います。
国土開発の観点から参りますと——午前中は私は安本当局に対しまして御質問申し上げたのですが、ひとり山嶽地帶とか国土だけにとどまらない、港湾つまり日本の沿岸を囲繞しておりますところの海を対象とする資源の開発もきわめて重大なのであります。この国土開発の一環としての港湾の長期整備計画というものが、一体運輸省にあるかどうか、あるとすればその構想をひとつ承りたいと思います。
これは河川対策の上に非常な示唆を與えるものでありまして、幸か不幸か山の多い日本でございますから、むしろこの際利用する意味において、大きいダムを山嶽地帶につくつて、一面には渇水期の水の調節に充てるとともに、燃料を得なければ、九州炭田地帶の鉱害のごとく、石炭を掘れば当然伴うところの被害を防ぐ必要がある。その根本対策としては、やはり何かに原動力を得ることにあるのではないかと思う。
○加藤證人 室蘭の山嶽地帶の発火いたしました保熱炭を処分いたします際に、結局灰になつたものも相当ありますので、その処理と、それからそのうちから売れるものも若干あろうと思いますので、その売れる收入と見合いますと、むしろ公団自身で処分しても利益が出て来ないというようなことで、処分したという事実を知つております。
私は実は海岸の方にはまつたく関係のない人間であるので、この法案は海岸の方を非常に詳しく出されてあるのでありますが、山嶽地帶の農村という方から見まして、内水面の方はほとんど具体的に述べていないというように見られるのであります。私たちの方から見ると、海岸面のかざり言葉として、少少内水面に対して不満というか、つけ加えていただきたいという感が多分にあるのであります。
すなわち本郡はそのほとんどが山嶽地帶であつて、耕地は狹少であり、あまつさへ経営農家は多く平均三反、五反歩の零細農にすぎないのでありまして、隣接郡たる八代市及び八代郡その他と対照比較して課税せらるることは、まつたく公平を失するもとであると思考せらるるのであります。
現在世界の各國に比較いたしましても、もちろん山嶽地帶の関係もございまするが、全面積に対しまして一割五分程度の耕地であるという例は、ほかにあまり例がないのであります。從つて開拓計画、開拓事業というものは、日本における食糧問題の解決と相まつて重大なる任務があると思う。外國食糧の輸入をまたずして、日本が食糧自給の態勢を整えるということは、將來日本の独立のために、最も基本的問題であると考えるのであります。
ただ非常に山嶽地帶でありますし、ことに高原川の流域でございますので、隧道の長いものができるとか、あるいは橋梁の長いものをつくらなければいかぬといつたような問題もございまして、なかなか実現に至つていないような状態でございます。さらにこれを延ばしまして、中央線に接続するというお話もございましたが、この線につきましては、まだ調査を完了しておりませんので、本年度調査をいたす予定になつております。
いやしくもそのことを日本の米價問題並びに價格体系全体を策定せられるに当つて、わずかに五百九十九、しかも山嶽地帶あり、丘陵地帶ありというようなところを、絶対の金科玉條としてこの実態調査をなして、これをもつて万全なりと押しつけるところの具体的な所論は一体どこにあるのであるか、私はその抽象的な御説明は要りません。理論的に御説明していただけば結構であります。
さらに山口縣玖珂郡の伊陸村外四箇村の山嶽地帶に砂防工事施行の請願でございますが、これは御承知のごとく、すでに明治四十二年以來二十箇年の歳月を費し、鋭意砂防工事を施行したる結果、欝蒼たる森林地帶となり、地方民の福祉に寄與する所少なからぬものがあります。
それに下風呂という所には硫黄の温泉がありますが、その山嶽地帶には莫大なる硫黄の鑛脈があるのでありまして、これを開發することによつても非常な便益を受けることになるのであります。
福田繁芳君 紹介)(第一一一二號) 那賀川改修工事促進の請願(岡田勢一君外四名 紹介)(第一一一三號) 治水對策確立の請願(葉梨新五郎君紹介)(第 一一一九號) 芝川改修工事促進の請願(田島房邦君紹介)( 第一一二三號) 錦川、御庄川改修促進の請願(守田道輔君紹 介)(第一一二九號) 山口縣下火災復舊費國庫補助増額の請願(守田 道輔君紹介)(第一一三〇號) 伊陸村外四箇町村の山嶽地帶
從つて山嶽地帶の耕地が今日と比較にならないほど少いそういたしますと、降つた雨が出て参りますその流速というものは非常にのろい。それが今日は四十三年から見ますと、二千万人以上の人口の増加のために、到る所に部落を作り到る所に耕地を作つておる。そういうふうなために降つた雨が非常に早く出て來る。これは今日日本が八千万の人口を擁する國になつて、初めてそういうことが私は分ると思います。
埼玉縣の四分の一は秩父の山嶽地帶でありまして、田川の上流たる荒川は源をここに発しております。然るに利根川は遠く群馬に発しまして、本縣の東北の境を流れて、霞ヶ浦より銚子に注ぐ日本一の大河でありますので、自然利根川と荒川の被害情勢は趣を異にしております。
ただいま申し上げました通り、颱風の分裂後の山嶽地帶における雨の量というものは、大體所によつて多少の違いはありますけれども、三百ミリ、四百ミリというものが普通で、特に激しいところは、秩父山系に沿うた水源地帶においては六百ミリ以上を觀測されているのであります。